尿漏れ尿失禁の見分け方
カリフォルニア大学サンフランシスコ校のJ.S.ブラウン博士らは、40歳以上の女性患者301人を対象に、7年間かけて尿漏れタイプを容易に見分ける方法を開発。以下の3つの質問を適用したところ、容認できる精度を得たと発表しました。

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カリフォルニア大学サンフランシスコ校のJ.S.ブラウン博士らが考えた、尿漏れタイプ識別のための3つの質問です。気になる人はトライしてみましょう。
<第1問>
「三ヵ月以内にわずかでも尿漏れがありましたか?」…「はい」の人のみ第2問へ
<第2問>
「いつ尿漏れが起こりましたか?」 咳やくしゃみ、走るなどの身体活動があったとき 尿意を感じたがトイレに間に合わなかったとき 身体活動も尿意もなかったとき
<第3問>
「以下の4つでどれが一番当てはまりますか?」 身体活動があったとき尿漏れする 尿意を感じると切迫感が強くトイレに間に合わない、身体活動も尿意もないのに尿漏れがおきる。
1.のときも2.のときも尿漏れする
第2問、第3問で両方1.と回答した人は「腹圧性尿失禁」
両方2.と回答した人は「切迫性尿失禁」
両方3.と回答した人は「尿漏れ尿失禁とは別の病気」
第3問で4.と回答した人は「混合性尿失禁」。
以上のほか第3問の回答が1.のときは腹圧性尿失禁
2.のときは切迫性尿失禁
3.であれば「尿漏れ尿失禁とは別の病気」と考えられるそうです。
(the Annals of Internal Medicine.より)
ここでは、重度の便秘を起こしているかどうかを確認できます。女性の場合は、尿道内壁の萎縮や膀胱ヘルニアなど、尿漏れに関与している、あるいは実際の原因となっている問題を特定できます。
また、腹圧性尿失禁の場合は、せきをしたり力んだりしたときに、尿が漏れることを確認するだけで診断できます。
排尿後に膀胱内に残っている残尿量は、カテーテルという細い管を膀胱に挿入する膀胱カテーテル法や超音波検査によって測定できます。
女性の場合、このような検査が恥しく、尿漏れの症状があっても医療機関を受信しないことが多いようです。多量の残尿は、尿路の閉塞または神経系や膀胱筋肉の異常を示すもので、溢流性尿失禁の徴候です。
尿検査を行って感染の有無を調べます。尿排出障害で残尿が多くなると、尿路感染症や腎機能障害などの合併症にもつながりかねません。尿が出なくなることは、漏れてしまうこと以上に危険な症状です。放置せずに専門医の受診をしましょう。
尿漏れの検査では、膀胱内の圧力を安静時と充満時に測定します。カテーテルを尿道から膀胱に挿入し、膀胱内の圧力を 測定しながらカテーテルより水を注入します。正常であれば膀胱内の圧力は次第に上昇します。中には膀胱がいっぱいになる前に、水圧によって膀胱が急にけいれんしたり、圧力が急に高くなる場合があります。
尿漏れの検査ではこうした圧力変化のパターンが、尿漏れのタイプと治療法を決める上で役立ちます。尿流の速度を測定する検査もあり、尿の流れが妨げられているかどうかや、膀胱の筋肉収縮が尿を放出するのに十分な強さであるかどうかを判断するのに役立ちます。